三方よし+ONE
chataのSDGs
『三方よし+ONEで四方よし』をめざして
どこか共通しているSDGsと三方よし
古からある言葉で三方よしと言う言葉があります。
その昔、近江商人達が信用を得るために大切にしていたのが、『買い手よし』『売り手よし』『世間よし』という三方よしの精神でした。SDGs、それはまさに「三方よし」の考え方が当てはまると考えます。
chataのSDGsは〝三方よし″にプラスONEで〝四方よし! ″
『お客様よし』
お客様が買ってよかったと思える 環境に配慮した製品の開発や購入後も長く使えるようメンテナンスサービスの提供を行います。
『作り手、売り手よし』
作り手や売り手は利益だけを追求するのではなく、その会社の従業員や関係する人たちにとってやりがいのある仕事かも考える機会でもあります。またコストを必要以上に追求せず双方納得が出来るフェアな取引を行います。
『社会よし』
納税や寄付は社会貢献のはじめの一歩と考え、地域や間接的に誰かの訳に立つことも視野に入れた経営を心掛けます。
『+ONE』
+ONEには取り組みの内容ごとに変幻自在テーマが変わります。
(例えば)
『お客様よし』『作り手、売り手よし』『社会よし』+『環境よし』
『お客様よし』『作り手、売り手よし』『社会よし』+『体調よし』
『お客様よし』『作り手、売り手よし』『社会よし』+『笑顔よし』
基本は『未来よし!』の四方よしを目指しています。
chata × カンボジア × Y-SDGs
chataでは、SDGs四方よしプロジェクトの第1弾として、横浜市のY-SDGsのバックアップを受けてカンボジアで女性が中心にSDGsの取り組みをしているスタートアップ企業と共同で自転車に乗っていても使える肩掛けのバッグを作りました。
chata
カンボジア
横浜市 Y-SDGs
カンボジアのパートナー企業が支援する生産者は、一般の企業でフルタイムの仕事を得るのが難しい女性たちで、そのほとんどの方が未亡人や高齢者です。
女性たちが自宅でも仕事が出来るよう、カンボジアのパートナー企業では高品質な商品にするための技術支援や販売先も支援しています。
目標17 パートナーシップで目標を達成しよう
chataではSDGs目標達成に向けて最も必要なモノはパートナーシップと考えます。
今回chataのパートナーとなった企業はカンボジアの若き女性起業家2人で、カンボジアの貧困問題や女性雇用問題解決に向けモノづくりを通して目標達成を目指しています。
SEPAKではchataとの取り組みで目指すカンボジア国内の目標
バッグの素材となる布やバッグの縫製はかつてカンボジアの内戦や様々事情で家族を失った高齢の女性やシングルマザーたちで、カンボジア現地でも普通に就労することが難しい人々が様々なサポートを受けながら自力で収入を得られる仕組みになっています。
バッグはカンボジアの伝統的な技法で作られた布、ダイヤモンドイカットと、カンボジアで使い終わった蚊帳のリサイクル素材を使い作られました。
表地はダイヤモンドイカット 裏地に蚊帳リサイクル素材
今回chataでは製品の売上利益の一部を全国の子ども食堂を支援するNPOへ寄付をすることを決めました。
先進国の日本でも課題はあります。その一つに国内でも家庭や仕事の事情で支援を必要とする人たちが直面している厳しい現状をNPO法人を通して陰ながら支援を行います。
SDGs未来都市・横浜の事業を通してchataが目指すこと。
SDGsの基本理念「誰も置き去りにしない」を具現化するためにSDGsを知らない人にこの製品を通して興味を持っていただければと思います。
今後chataではモノづくりを通して国内の課題可決を行い、SDGsの周知活動以外にも自転車の利用を促進して環境問題や健康維持、住みやすい街づくりに貢献することを目標としています。
私たちのような小規模事業者も個人や団体、および市や国も関係なく、それぞれがお互いの強みを活かし、パートナーシップを組むことでSDGs目標実現の為に私たちができる可能性を大きく拡げていくことができると考えています。